2008/04/10

月と太陽




全体像を見せずして、部分で勝負です。
どういうシチュエーションか分かりませんがそう言って写真を送ってくるような人は、まず要注意でしょう。

さてさて今回の二人展、月眠の一番奥の空間は2人による3つのテーマに沿ったコラボレーション空間になっているのですが、その中の『月と太陽』から、SENさん作の『太陽のスカート』と東さん作の『月の器』。壁に広げて展示されている太陽のスカートはなんともグッとくる布を使用していて、その布の控えめな金色がライトに照らされ、壁に寄生しているかのようにも見える様子はもはや一つのオブジェです。
その下でこれまた控えめにマットに主張する月の器たちは、備前焼に代表される“焼締め”という無釉の素地を高火度で固く焼き上げる方法で仕上げられていて、料理を盛る前にしばらく水につけておくと素地が水を給水し、テラッとしたとても妖しいマットな輝きを放ちます。東さん自身、焼き上がったものを初めて水に浸けてみたときには1人で叫んだ!と言うほどほんとうに美しいです。

裏表展、あっという間に開催から3週間が経とうとしていますが、明後日12日は中間のイベント・mama!milkのライブです!
と言いながら残念ながら既にチケットは立ち見分も含めて完売してしまったようで、後はキャンセル待ちという状態です…皆様、ありがとうございます。そしてそれに伴い明後日は月眠ギャラリーも夜22:00までオープン致します。mama!milkが徒歩1分の距離で演奏しているというのに見に行けないという悔しさ。くー

桜ももうだいぶ散ってしまいましたが、まだまだ開催中の裏表展、皆様のお越しをお待ちしております!



月眠 タンバ

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