2008/02/03

感想三昧


月眠にチラシが置いてあったせいか、なにデジメンバーのフジモト、ハシモトもそれぞれ『ジャーマン+雨』を観にいったということで、それぞれに感想文発表です。


■フジモト編 ~ジャーマン+雨~

観ました。
近頃ほうぼうで取り上げられ話題の『ジャーマン+雨』

まず率直に 荒っぽい

この冒頭から拡がり続ける荒っぽさにさらりと、
確信犯的に乗っかっていければいいんだろうけど
なんか変に意地張って構えてると乗り損ねます。

溢れるエネルギー:稚拙
   オフビート:テンポ悪い
     脱力感:しまりがない
   おもしろい:おもしろくない

そんなすれすれを突き進んでゆくこの猪突猛進映画は
悩み多き思春期のあのハラハラに似ていた様な気も
しなくもない。



■ハシモト編 ~ジャーマン+雨~

朝起きた感覚に似てました。

自分はどうやら一時間弱の夢を見ていたようです。
思い出せるのは、田んぼ、ドイツ、笛、こども、友達かわいい、よしこ、よしこ、それとよしこ、あと友達かわいいとまぁ、もはや感想文ではなくさせるほどの強烈な濃度のキャラクターをとりまく日常の夢。。
それは現実より鮮明に頭の奥にくっついてはなれません。。




大阪での公開は残念ながらもう終わってしまいましたが、各地ではこれから公開の劇場も多数あるようです!
そして私は先日、東京の原美術館で開催中の、ピピロッティ・リスト『karakara』展を見てきました。




■タンバ編 ~ピピロッティ・リスト『karakara』展~

予想以上によかったです。根本的にもっていたいなというコンセプトが似ていたからでしょうか。
ただ真剣に伝えるだけでなくそこにポジティブな要素を加えることで、作品におもしろいという感覚が生まれてくる。
2Fの映像作品もとてもよかったし、これはもう行ってくださいとしか言いようがないですが1Fの作品は、体感することでよみがえってくるデジャヴュのような、わくわくする感じをくれる巨大な家具たち。膝に投影される映像を見ることで出てくる一種のエロチックな感覚。
ただいま~



最後に、月眠・映像制作部なにデジのHPがリニューアルしました!
まだ発展途上中なので準備中のページなどもありますが、一度お立ち寄り下さい。デジ虫が待っています。

なにデジ

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