2008/08/27

アイヌと大阪


さてさて 『青空ポンチ』の終盤・上の写真のシーンで主人公・カツオ(石田真人)が被っているこのへんてこな帽子も実はショウゴさんに提供してもらったものです。

ポンチ本の中でも紹介していますが以前北海道ツアーに行った際にアイヌ村のお土産屋さんで購入したものらしく、裏話がありますがそれはポンチ本を見てくださいということで…、とにかくアイヌにちょっとした興味をもっている私としてはドキドキものだったんですが、生の迫力すごいです。
鬼のような、チェコのアニメに出てきそうなような、一縫い一縫いに魂がこもっているような気迫があります。


世界中共通して言えることのような気がするんですが、民族ものってどうしてこんなに奇天烈で極彩色なんでしょうか。かっこいいです

昨日は夕方からデジスタッフに代わってもらい、中之島の方に向かってふらふらと自転車をこいでいたら第3ビルにたどりついたので、これまたふらふら歩いていてたまたま見つけた地下2階の『うどん棒』といううどん屋さんに入ってその店の名物とかいうチャンポンうどんを食べました。魚介入りあんかけうどんだったんですが、めちゃくちゃおいしかったです。
第1~4ビルや船場センタービルや上本町のハイハイタウンのようなB級のにおいがプンプンするスポットはいいですね。

腹ごしらえしたところで目的の河田潤一さんの展示へ。迷いながらなんとかたどり着きました。


「?」マークでおなじみのマジックインキを生み出した老舗文具メーカー寺西化学工業の文具たちの魅力をもっと伝えたい、ということで会場であるダイビル内の大大阪という喫茶店のショーウィンドウに、河田さんが見た“大阪”をこれでもかといっぱいに寺西文具の画材を使って描いています。
民族ものとはまた違った、優しさ溢れる迫力の固まりでとても良かったです。

ダイビル初めて内部に入ったんですが、圧巻でした。第1~4ビル的なレトロさとはまた別の歴史的な古さ、Lマガジンでも一度『レトロビル特集』というのをやっていましたが、いつまでも残してほしいと思う惚れ惚れする風格です。
うどんを食べた後だったので大大阪さんで珈琲をいただきはしませんでしたがまた行きたいです。


そして月眠では今日も極彩色のキャラ達が笑ったり困ったような顔をしたりしながらわいわいと佇んでいます。
夜になったらわらわら動きまわっていそうです。
絵以外の作品はその場でお渡しできるので、少しずつ減っていますが同時にモー〇ング娘。ばりに新たな仲間が増殖中です。イェイイェイ
1点モノも多数ありますので皆さんお早めに!



月眠 タンバ

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