2008/02/29
アキビンオーケストラ
2月29日です。
普段となんら変わりない1日ですが、今日は月末+金曜日ということもあってか通りにやけに人と車と自転車があふれていて、いつもならそんな気持ちは少しも湧いてきませんが、うれしくなりました。
そしてここ月眠でも日々増殖中のカフェさくろうにアキビンオーケストラの皆さんが来て下さり、4年に1度にふさわしい異空間を作ってくださいました。
大体10人ほどで活動しているらしいのですが、空き瓶と肺活量を駆使(?)して、音を創ります。いたってシンプル。そして真剣そのもの。今日は6人のメンバーの方が来て下さったのですが、大の大人の男が揃いに揃って口をとがらせ、空き瓶に向かって息を吹く。
異様です。
目をつむってみたり、動きを見てみたり、静かな中でブォー、フォー、フォ、フォ、ブォーと低音で入ってくる音。
いやぁおもしろかった。
そこにカントさん達も加わり、ひっかき音・足音・紙をまるめる音・声…すごく気持ちのよい空間ができました。
ごちそうさまでした。
今後のイベント予定
3月1日 加藤 吉樹・ジェフ ベル
3月2日 只津 敦庸・夢想回路
予想外のハプニングを楽しみに、お越しください!
月眠 タンバ
2008/02/27
カフェさくろう Vol.15
2008/02/22
カントワー
ボンソワ―
約1ヶ月のマトリョニメ展もあっという間に終わり、あさって24日から始まる“カフェさくろう”Vol.15 の搬入が始まり、月眠がカントワールドに染まりつつあります。
昨日は久しぶりにものすごい快晴でしたねぇ
朝は苦手ですが昨日は朝からとてもいい気分でした。布団を干してバンバン叩いて物干し竿ごと落下したりなんかもしましたが、それでもいい気分がおさまらず、春に変質者が増える理由がこの歳になってわかってきた気がします。
まったくもってよろしくないことですが…
最近、寒い地域のほうが論理的で哲学的な考え方をする人の割合が圧倒的に多いという話を知り合いとしていました。今年は哲学者が例年よりも増えたんではないでしょうか。ええ、増えたに違いない。
さてさてまた話が脱線してしまいましたが、いるだけであたたかくなってきそうなカントワールドがあさって24日、約1年3ヶ月ぶりに月眠に帰ってきます!
“もっともっと遊ぼお!もっともっと翼を拡げよう!” 渡辺“カント”作郎
皆さまのお越しをお待ちしております。
月眠 タンバ
2008/02/15
さよならマトリョニメ
明日でおしまいです。
びよよ~んと頭を伸ばされて、わーい楽しいなーあれれ伸びすぎだなーえーん戻らなくなっちゃったよう そんな軟体動物が最後にホロリとこぼす涙に心うばわれるのも明日までです。
ロシアの民芸品として知られているマトリョーシカ、そう歴史は古くないそうですが1900年にパリ万博で銅メダルをとったのを機にロシア各地で作られるようになったそうです。ちなみに余談ですがロシアの正式名称はラスィースカヤ・フィジラーツィヤです。なんて言いにくい
カツキさんのマトリョーシカは言わずもがな、ご当地マトリョーシカも多種多様でとても素敵です。どうしてもマトリョーシカを見てると頭の仲で数珠つなぎにこけしが浮かんでくるのですが、こけしも伝統的なものだけを見ても10種類の系統に分かれるぐらい多種多様で、ぐっときます。
一度宮城の日本こけし館(おすすめ)へ行ったことがあるのですが、ものすごい数のこけしに囲まれてなかなか幸せでした。館の外側には超巨大こけしがお出迎え、付近の電話ボックスの上にはこけしの頭部がのっています。
こけし話に花が咲いてしまいましたが、マトリョニメ展、延長後も各メディアの方々にもご協力をいただき、寒い中多くのお客様が足を運んでくださっています。
積雪の日にもなんと10人弱の方が来てくださいました。
本当にありがとうございます。
そして、何度も言いますが明日で最後です。
15時過ぎにはカツキ氏も顔を見せてくれる予定です。
皆さまのお越しをお待ちしております!
月眠 タンバ
2008/02/03
感想三昧
月眠にチラシが置いてあったせいか、なにデジメンバーのフジモト、ハシモトもそれぞれ『ジャーマン+雨』を観にいったということで、それぞれに感想文発表です。
■フジモト編 ~ジャーマン+雨~
観ました。
近頃ほうぼうで取り上げられ話題の『ジャーマン+雨』
まず率直に 荒っぽい
この冒頭から拡がり続ける荒っぽさにさらりと、
確信犯的に乗っかっていければいいんだろうけど
なんか変に意地張って構えてると乗り損ねます。
溢れるエネルギー:稚拙
オフビート:テンポ悪い
脱力感:しまりがない
おもしろい:おもしろくない
そんなすれすれを突き進んでゆくこの猪突猛進映画は
悩み多き思春期のあのハラハラに似ていた様な気も
しなくもない。
■ハシモト編 ~ジャーマン+雨~
朝起きた感覚に似てました。
自分はどうやら一時間弱の夢を見ていたようです。
思い出せるのは、田んぼ、ドイツ、笛、こども、友達かわいい、よしこ、よしこ、それとよしこ、あと友達かわいいとまぁ、もはや感想文ではなくさせるほどの強烈な濃度のキャラクターをとりまく日常の夢。。
それは現実より鮮明に頭の奥にくっついてはなれません。。
大阪での公開は残念ながらもう終わってしまいましたが、各地ではこれから公開の劇場も多数あるようです!
そして私は先日、東京の原美術館で開催中の、ピピロッティ・リスト『karakara』展を見てきました。
■タンバ編 ~ピピロッティ・リスト『karakara』展~
予想以上によかったです。根本的にもっていたいなというコンセプトが似ていたからでしょうか。
ただ真剣に伝えるだけでなくそこにポジティブな要素を加えることで、作品におもしろいという感覚が生まれてくる。
2Fの映像作品もとてもよかったし、これはもう行ってくださいとしか言いようがないですが1Fの作品は、体感することでよみがえってくるデジャヴュのような、わくわくする感じをくれる巨大な家具たち。膝に投影される映像を見ることで出てくる一種のエロチックな感覚。
ただいま~
最後に、月眠・映像制作部なにデジのHPがリニューアルしました!
まだ発展途上中なので準備中のページなどもありますが、一度お立ち寄り下さい。デジ虫が待っています。
なにデジ
マトリョニメ展会期延長のお知らせ
うれしいお知らせです。
大好評開催中のマトリョニメ展、2月16日(土)まで会期の延長が決定致しました!
ですがもともとの最終日であった昨日、作家のタナカカツキ氏が来る予定でしたが変更となってしまいました。楽しみにしてくださっていたお客様方、お知らせが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
それでも大量のマトリョーシカは目をきらきらさせながら皆さまのお越しをまだまだお待ちしております。機会を逃されていた方、これがラストチャンスです!
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お知らせその2
コラボレーションのデザイン -アートと企業のパートナーシップを考える-
企業によるメセナの方向性は、近年大きく変わってきているそうです。ただ支援者としてアーティストの活動をバックアップする。という形から、お互いが対等の関係にたち、それぞれの能力を最大限に生かしながら新しいプロジェクトを起こす。というコラボレーションの形へ。
とても素敵な関係ではないですか。
今回のセミナーは、既に行なわれている事例を紹介しつつ、新たなメセナの可能性を探っていくということを目的に開催されるようです。
月眠のボス・アサオも一プレゼンターとして参加しています。何年前のものか定かではない顔写真に突っ込みつつも、内容はとても為になりそうです。
参加は無料(交流パーティーは有料)なので、新しい可能性を引き出したい経営者の方、そして壮大なアイディアをもっているアーティストの皆さん、是非参加してみてはいかがでしょうか。
2月28日(木)16:00~20:00
※交流パーティー 18:30~20:00
会場:扇町インキュベーションプラザ
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